2005年04月11日

震度5が通勤客直撃、JR各線で一時運転見合わせ

 千葉県北東部と茨城県南東部を11日朝、襲った最大震度5強の地震は、月曜日の通勤客の足を直撃した。

 JR総武線などが相次いで運転をストップ。電車に閉じ込められた乗客は、イライラしながら運転の再開を待ち続けた。

 成田空港では、2本の滑走路を地震発生から10―16分間閉鎖して点検したが、異常はなかったため、運航を再開した。

 成田国際空港会社によると、第1旅客ビルでは旅客用を含むエレベーター13基が一時停止した。第2旅客ビルでは配管の一部に亀裂が入り、機械室に水が漏れた。

 千葉県内の高速道路や自動車専用道路は、東関東自動車道、館山道、京葉道などで地震直後から午前8時20分まで、時速50キロの速度規制が行われた。茨城県内の高速道路も一時、速度規制を実施した。

 JR東日本千葉支社によると、鹿島線佐原―鹿島神宮、総武線佐倉―銚子、成田線成田―銚子、東金線大網―成東の各駅間で運転を見合わせた。鹿島臨海鉄道でも新鉾田―鹿島神宮駅間で運転をとりやめた。正午過ぎには各線とも運転を再開した。

 JR鹿島線では、佐原発鹿島神宮行き普通列車(4両編成)が地震直後から潮来駅近くの常陸利根川橋上でストップ。午前10時過ぎ、橋上で立ち往生していた列車がようやく潮来駅に到着。乗客約30人が下車し、JRが用意したバスに乗り換えた。

 千葉県柏市南逆井、薬剤師森山寛敏さん(70)は「(潮来駅手前の)十二橋駅を出たところで急に停車し、地震があったと車内放送があった。暖房が弱く、寒くて苦労した。携帯電話で家族や職場と連絡してじっと待っていた」と話した。

 また、総武線飯倉―八日市場間では、千葉発銚子行き普通列車(乗客約180人)が立ち往生。成田線笹川―小見川間でも、銚子発東京行き普通列車(同約300人)が運転をストップ。乗客はバスで代替輸送された。

 千葉市から銚子市に通勤している男性会社員(37)は、「3時間近く電車内に閉じ込められた。いつ運転を再開するのかという説明がなく、イライラした」と、疲れた表情で用意されたバスに乗り込んだ。

 JR京葉線では一部区間で徐行運転が行われた。千葉みなと駅で電車を待っていた千葉市若葉区、私立大1年小島彩乃さん(18)は、入学後初めての講義に向かう途中だった。「早めに家を出たが、1時間以上も遅れそう。記念すべき講義から遅刻なんて縁起が悪すぎる」と苦笑していた。また、都内の会社に出社途中の同市緑区の男性会社員(34)は、「途中のJRの駅で電車が約30分動かず、蒸し風呂のような車内に缶詰めにされた。状況説明のアナウンスも遅く、対応が悪すぎる」と憤っていた。
posted by k at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 災害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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