2005年04月29日

JR西日本の実態と経営

JR西日本の実態と経営(かめさんのつれづれなるままhttp://blog.livedoor.jp/kameiharuhiko/により抜粋)

@JR西日本の実態

JR西日本という会社は旧国鉄で、1985年に分割・民営化している。
旧国鉄は非常に大きな債務を抱えており、その一部は税金で負担されている。
JR西日本も決して資産的に良い状態ではなく、非効率、赤字路線をたくさん持たされている。しかしながら、黒字化することを求められている。
その点で、結構予算的には厳しい。

ここで、特筆すべきは、JR西日本の人口ピラミッドである。

実はあの会社、33−43くらいの人がごっそりいない(少ない)わけだ。



なんだそりゃ、と思われるかもしれないが、バブル後、経費削減の流れの中で、長いこと採用を見合わせていたのである。
ということはつまり、普通の会社以上に若手と年配者が多い会社なのである。年配者は判断などの観点から車掌とか管理職になることも多いと思われるので、運転士は必然的に若手となる。若手だって、昔みたいに人数を入れているわけではないから、免許取立てでも貴重な戦力とされたことが容易に想像できる。駅員さんにすればいいじゃないか、という声が聞こえてきそうだが、JR西日本では、駅員さんですら派遣だったりもするわけだ。JR西日本正社員はほとんど重責を持っているのかもしれない。


AJR西日本の経営
経営的に言えば、JR西日本は大きく利益を稼ぐポイントは大阪くらいしかない、と頑張っていたわけだ。ある意味では正しいだろう。
では、本当にJR西日本は全力を尽くしていたのか?

JR西日本の経営改革はコストカットにつきる。やることの大枠は変えず、社員を厳しくみている。ダイヤだってそんなに変わらないし、路線が増えたりすることもない。駅周辺を盛り上げようとする事業も近鉄などの私鉄ほど頑張ってきたわけではない。そもそも今の経営陣はほぼコスト感覚のない元公務員である。

経営においてミドルの存在が取りざたされることがあるが、
ミドルマネジメントをする人があまりいなかったために、
@若手と年配者のコミュニケーションがうまく行っていなかった、
A新しい改革をする人が少なかった、
その結果、として経営改革がうまくいかなかった>コストカットのみを徹底>社員の負担増大、となったのではないだろうか。

事故が起こったのを、社員のせいだけにしてはいけない。
すでに企業構造が問題だったのかもしれない。
それを結果的に強要したとするならば、民営化の時点で問題があったのかもしれない。

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