2005年05月18日

駅カメラに映った最後の姿、遺族に提供へ…尼崎脱線


駅カメラに映った最後の姿、遺族に提供へ…尼崎脱線

 JR福知山線の脱線事故で、「あの朝の姿をこの目で確かめたい」という遺族の要望に応え、JR西日本はホームに設置されている防犯カメラの映像を、希望する遺族に見てもらうよう検討を始めた。「四十九日」を待って6月中旬ごろから意向を確認する。

 提供を検討しているのは、脱線した快速電車が走った宝塚―伊丹間で唯一ホームに防犯カメラのある川西池田駅の映像。カメラは上下のホームに2台ずつ設置されており、上りホーム前方のカメラは、1、2両目に乗って亡くなった乗客のうち約20人の姿が映っている可能性が高いという。

 このため、一部の遺族からJR側に「何とか見せてほしい」と要望が寄せられていた。出勤途中に犠牲になった会社員、原口浩志さん(45)(兵庫県川西市)の妻、佳代さん(45)は「あの日は1両目に乗ったはずだが、はっきりしない。日がたつにつれて、夫の最期を知りたいという思いが強まった。もし映像があれば確かめたい」と訴えている。

 防犯カメラの映像は現在、高見隆二郎運転士(23)(死亡)の運転状況などの確認のため、兵庫県警が分析中だが、マスターテープはJR西日本が所有しており、対応できるという。

 同社によると、防犯カメラの映像を遺族に提供するのは初めてという。

 映像を遺族に見せることは個人情報保護法で禁じている目的外利用にあたる可能性もあるが、同法に詳しい大阪弁護士会の岡村久道弁護士は「写真や服の特徴で本人を特定し、他の客の顔が判別できないよう加工して見てもらえば何の問題もない」としている。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/3722560

この記事へのトラックバック

saigaiji
Excerpt: 災害時緊急連絡BLOG † 駅カメラに映った最後の姿、遺族に提供へ…尼崎脱線 JR西日本・電車区、事故後も再教育「日勤」命令 JR西社長が辞意表明 速度超過の常態化否定 参院国交委 ..
Weblog: PukiWiki/TrackBack 0.2
Tracked: 2005-05-19 21:06
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。